中国遠征にあたり、覚えておいた方がいいかなという内容をまとめます。
スポンサーリンク
基本情報
【人口】約13.9億人
【公用語】中国語(文字は簡体字)、地域語(広州なら広東語とか)
【通貨】人民元(表記はCNY、RMBなど)
【ビザ】日本旅券所持者の短期滞在はビザ不要(通常15日間まで滞在可)
【パスポートの残存期間】6ヶ月以上が望ましい
【時差】日本より1時間遅れ(GMT+8)、サマータイムなし
主なイベント
- bilibili Macrolink + Starphase
- 中国国际动漫节
- 广州萤火虫动漫游戏嘉年华 (FIREFLY ACG FESTIVAL)
一応3つあげてみたけど、アニメ・ゲーム関連のイベントという意味では、それなりの数が開催されています。ただ、コンスタントに声優さんとか呼んでいるイベントはあまり多くなく…。
アニソンフェスについては、現状定期開催になってるのは、上記のBML+SPや、広州MOTTOあたり。あと、ワンマンライブ系も上海を中心にそれなりに開催されています。
また、突然変なところで声優さんの単発トークショウが突然開催されたりってことがたまにあります…。この手のイベントは開催2週間前に突然告知されたり、開催1週間前に突然中止になったりと、割とオタク泣かせであったりします。
プレイガイドの仕組み
プレイガイドはそれなりにあると思いますが、日本コンテンツ関係でよく見かけるのはbilibili、大麦あたりが多いかなぁ…。トークショウ系だと、淘宝网(Taobao)あたりで売ってることも。
ただ、中国の身分証明が必要だったり、中国の住所が必要だったりすることが多く、日本から問題なく買えるということは多くないです。会員登録・決済・受取のどれか(あるいはすべて)で引っかかるような感じです。 淘宝网(Taobao) は買えることが多い気がする。
正攻法で買えない(買えたとしても、すげーハードル高い)ことが多いせいか、明らかに日本人が来るだろうってイベントの場合だと、運営に直接問い合わせると、個別に対応してくれたり、表には出てないけど、外国人向けの枠が用意されてたりすることもあります。
中国のイベントに参加するには、あきらめないことが大事。
日本からの渡航のしやすさ
距離はそんなに遠くなく、上海とか広州から東京から3-4時間程度。
上海であればそれなりに飛行機便も多いし、LCCも何社か就航しています。ただ、それ以外の都市だと、そんなに飛行機の選択肢はないかなぁ…。
中国から日本へは割と旺盛な観光需要があるので、意外と変なところにも直行便があったりはする。ただ、日本から中国へは観光需要があまりなく、ほとんどがビジネス需要なので、距離の割には航空券は高い印象。
遠征のおすすめ度は?
行けば行ったで、色々面白いことは多いし、そもそも行ったことのない人のイメージする中国とは色々違うことがわかると思うので、社会見学という意味では、一度行ってみて欲しい国の筆頭ではあります。
ただ、率直な感想を言うと、トラップがすごく多いので (特に、海外自体はそれなりに慣れている人) 、知識がない人にはあまり勧められないっていうのは確か。
端的にいってしまうと、中国という国は強烈にガラパゴス化している社会で、そのエコシステムに参加さえできれば、かなり便利に過ごせるのだけど、短期渡航の外国人には、それに参加する術がないんだよね…。
例えば、ネットワークの規制なんかは聞いたことある人も多いと思うけど、現地回線だとLINE、Google系、Twitter、Facebookなど、日本人だと割と生命線になってるようなサイトが軒並みつながらない。まぁ、Google Mapとかはつながったところで、精度がかなり悪いけども。
あと、クレジットカードの通用度が低く、中国でお馴染みのQR決済は外国人はまず使えなかったりするんだよねぇ…。
イベント自体の雰囲気は他の国と大差はないですね。観客はやっぱりとても熱心ですし、日本語もそれなりに理解している人が多いです。
独特のダイナミズムはあるし、「そういうもんだ」と割り切れれば面白い場所ではあります。間違いなく、中国でしか見えない景色はいっぱいありますので。
コメント
コメントはありません。