せーあに遠征

今後の海外アニメイベントはどうなるのかなぁ

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はじめに

コロナ禍が長引く状況が見えてきている中、海外のアニメ関連イベントの状況などを、ちょっとまとめつつ、思っていることを書いてみようと思います。まー、予測にもなってないような、雑記なので、そのつもりで読んでください。

海外アニメイベントの現状

現状だと9月くらいまでは、ほぼ全滅

これを書いている時点(7月14日)時点では、例年日本人ゲストを呼ぶような海外アニメイベントは、9月くらいまではほぼ全滅状態になっています。

唯一、現時点で中止の情報が出てないのは、9月19日(土)にイタリア・ミラノで開催予定の「Nihonara Chō Chō NIGHT」くらいですが、さすがにこのタイミングで日本人がイタリアでライブやるのは厳しいような気がしますが…。

Anime Expoの代替オンラインイベント

先日のAnime Expo(AX)中止に関連するイベント群(だと思っている)は、AXというイベント自体が、アニメパブリッシャーが例年多くの発表を行う場であるということもあり、企業系のプログラムをはじめ、多くの力の入ったプログラムが配信されました。

本家のAnime Expo Lite、アニプレックスのAniplex Online Fest、非営利系新オンラインイベントKurotsuki Convention Online(KuroCon Online)、日本からは試聴できなかったものの北米向けのFunimationConと、4者4様(いや、FunimationConは、見れてないので伝聞推定だけど)なイベントでした。

特にAniplex Online Festは、Anime Japan中止に伴い、2020年3月にABEMA TVで配信された「アニプレックス48時間テレビ」の国際版といった趣で、すげーもの作りやがったなという感じがすごかったです(その上、1週間アーカイブで見せるとか…)。

まぁ、最近開催される海外の大きなアニメイベントには、ソニーグループの企業がコアな部分で関わってることが多いので、さもありなんという感じではありますが(SME、アニプレックス、Zepp、Funimation、Madman Animeなど)。ソニーグループはBiliBiliにも出資してるしねぇ…。

その他の代替オンラインイベント

AX以外のイベントについても、すでに中止や延期が発表されているイベントについては、規模は色々ですが、なんらかのオンライン代替イベントが企画されているケースが多いです。

すでに終了しているイベントもありますが、当サイトで記事にしていないということは、まぁそういうことです。大き目のイベントでも、国内のゲストだけ呼んでるようなケースが目立っていますね。

当面はそういう状況が続きそうかなぁ…。企業系のイベントは告知などもあるから、結構力を入れてくるでしょうが、北米の非営利系イベントなどは、基本的に収入がない状態で、翌年の開催につなげるという感じでしょうから、あまり予算もかけられないというのが正直なところでしょう。あとは、北米の非営利系アニメコンベンションは、ファン同士が語り合うのが原点にあるので、それを重視してるというところもあるのかな(この辺は詳しい人の意見を聞きたい)。

実は、この手のオンライン配信イベントをどこまで、うちのサイトで扱うかっていうのは、結構悩んでいたりします。いやまぁ、明確に既存イベントの代替配信であれば、迷わず載せるんですけど、アーティストの方とかが世界向けにやってる配信とかも、ちょろちょろあったりするんですよね。

当たり前ですけど、オンライン配信って、基本的に国境がないわけで。外国向けの配信を載せるというのも、「日本人が海外イベントに参加する」ことがテーマのサイトとしては、ある意味本末転倒ですし…。ちょっと悩ましいなぁと思っています…。

海外アニメイベントの今後

いつからイベントは開催できるか

2つの段階があると思っていて、まず、イベント自体が開催できるか、そして、イベントが開催できたとして、日本からゲストを呼べるか、ですよね。

1つ目の段階は地域によりますが、早くて冬に近いあたり、遅いところは来年半ばになるのかなぁというのが個人的な予想(それでも今までのような規模は無理だろうけども…)。

更に日本からゲストを呼ぶとなると、イベントが開催できるということに加えて、以下の条件も多分必須になりますよね。

  • 日本から当地に即時入国可能(14日間隔離とかされないこと)
  • 当地から日本への即時入国が可能(同)

冒頭で紹介した、9月のミラノライブはありますが、それを除くと、うちの守備範囲のゲストを例年呼ぶイベントで、直近で開催予定になっているのは、11月20日(金)からのAnime NYC(アメリカ・ニューヨーク)でしょうか。

現状のアメリカの状況だと、最初の条件さえクリアされるのかは、まだまだ不透明かなぁという気はします。開催されたとしても、海外(日本含む)からゲストを呼ぶのは難しいでしょう。

同じくらいの時期だと、まだ日程は未発表ですが、(例年通りなら)C3AFA Singaporeもありますね。アジア圏内は、観光目的での入国も検討を始めた国が出てきているので、状況次第では可能性はあるかもしれませんね(でも、シンガポールは外国人の入国については、結構保守的に動きそうな気もするんだよな…)。

コロナ時代の海外アニメイベント

向こう数年のアニメ関連のイベントは、規模を縮小しながら現地は開催して、海外からのゲストは、ビデオ会議でつなぐというような形になるのかなぁという気がしています。

幸か不幸か、日本のアニメ関係者もビデオ会議に大分慣れてきているから、対応するのは難しくないでしょうしね(むしろ、そういう配信のためのスタジオとか、今後いっぱい整備されそうな気もするし)。

企業系イベントだと、ビデオ会議出演の方がコストは安いし、多くの人が呼べるしってことで、コロナの影響がなくなったとしても、「これでいいじゃん」って思われそうな気もちょっとしてる。主目的は、作品のプロモーションでしょうからね。

逆に非営利系イベントは、人数は少なくても、なんとか現地に呼ぼうとするんじゃないかという気もしています。海外イベントで、声優さんとかを目の当たりにして、感激のあまり崩れ落ちる人とか、何人も見てるからなぁ…。ああいうシーンを知っている人は、その機会を作りたいと考えると思うんだよね。

最後に

今の状況を見て、思ってることを割とつらつらと書きました。いずれにしても、しばらくは状況は流動的でしょうね…。

海外のイベントは、国内イベントとは異なる雰囲気があるし、独特の楽しみもあるので、またホイホイと海外遠征できるように戻ることを願っていますよ、本当に。

イベントないと、うちのサイトも何やっていいかわからないしな!

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